SEOを契約して、お金を払う前に考えたいことをご紹介いたします。
まだまだSEOは、お金を払って頼むもの、頼めば何とかなるものという考えが結構広まっています。
もちろんそれで上手くいくケースもありますが、話の数だけでは上手くいかないケースの方が多く聞きます。
今回は、SEOを業者に頼む前に、考えたいことをまとめてみます。
SEOはお金を払って頼むもの?
SEOは、昔はお金を払って頼むもの、外注しか方法がありませんでした。理由はいろいろありますが、そもそもSEOのノウハウが非常に難しかったことが挙げられます。
YahooとグーグルでSEOのルールが異なること、テクニック的なもので簡単に上位表示ができたこともあります。
今、SEOは外注するものというよりも、自分たちでホームページのコンテンツを充実させてアップさせることもできるものになっています。
よく言われるのは、コンテンツを充実させると、SEOが自然と勝手に強くなるというものです。
SEOは、自社でできる時代
そう。SEOは、自社でできる時代となっています。SEOをインハウス(自社)でできることで、これまで外注にかかっていた費用が削減されることとなります。
社内スタッフでSEOをやったことで、ある程度、社内の人件費は上がりますが、外注費よりもマシです。
これからは、SEOは自社でやる時代で、特に中小企業、個人事業主の場合、ある程度、自分たちでやらないと、ライバルに負けてしまうことも考えられます。
なぜ自社でできるの?
なぜ自社でSEOできるようになったのか?と言いますと、下の通りです。
1、SEOのルールがシンプルになった。
2、CMSなどの普及で、htmlなどが分からない人でもコンテンツを作られるようになった。
3、数年前にくらべて、SEOの知識がはるかに広まった
4、数年前にくらべて、グーグルのアルゴリズムが賢くなっていて、コンテンツの内容まで判別できるようになった。
1、SEOのルールがシンプルになった。
かつてグーグルとYahooのアルゴリズムは、別のものでした。ですので、SEOのルールも2つありましたので、それぞれ覚えることと作業することも2倍かかりました。
今は、グーグルとYahooのアルゴリズムは、同じになっていますので、その分だけラクになっています。
また、ルール自体もコンテンツ重視というシンプルなものになりつつありまして、昔のようにテクニックがないと上位表示できないというわけではなく、コンテンツをしっかり作っていけば、上位表示されるような環境となっています。
2、CMSなどの普及で、htmlなどが分からない人でもコンテンツを作られるようになった。
CMSなどの普及によって、誰でもコンテンツを作ることが容易になっています。CMSとブログは厳密には異なるものですが、大まかに言って、自分たちでコンテンツを作られるシステムとしては同じです。
ブログもまたコンテンツを簡単に作られるシステムの一つです。これらの普及によって、htmlやcssなどを知らなくても、コンテンツを作ることができます。
3、数年前にくらべて、SEOの知識がはるかに広まった
インターネットのますますの普及によって、数年前にくらべて、SEOの知識を皆さん、はるかに持っているようになっています。
昔とちがって、SEOの知識を公開するウェブページが増えましたし、検索する方法も熟練されています。これらによって、SEOの知識が広まっていると考えます。
4、数年前にくらべて、グーグルのアルゴリズムが賢くなっていて、コンテンツの内容まで判別できるようになった。
グーグルのアルゴリズムが非常に賢くなっていて、日本語で何が書かれているのかが分かるようになっています。
つまり、どんなコンテンツが掲載されているのか、人間のように理解しようとして、今はその過度期にあたります。
このことで、良いコンテンツ、役に経つコンテンツを作ることで、検索エンジンで上位表示できることが可能となっているのです。
アルゴリズムとは?
アルゴリズムとは、この場合は検索エンジンの上位表示を決めるための計算方法・プログラムのようなもの。
CMSとは?
コンテンツ・マネジメント・システムの略。htmlが分からない人でも簡単にウェブサイトを更新できるシステムのこと。これらの普及によって、SEOの運用方法が変わった。
SEOにお金を払っても上がらないことがある
SEO会社に依頼をしても、上位表示されないことも多いです。では、どうすれば確実に上位表示されるのか?は、経験的には判別ついても、完全には理解されていません。
それはどこのSEO会社も同じです。そのために、SEO会社に依頼しても、上位表示されないこともあるのです。
SEOを依頼することのリスク
SEOを依頼することのリスクは、上の上位表示できなかったこと、逆に順位が下落することなどが挙げられます。意図的に操作をして、検索エンジンの上位表示を狙うために、SEO会社に依頼するのですから、リスクがあります。
ただし、SEO会社ではなく、ウェブマーケティング会社にコンテンツマーケティングの一環として、オウンドメディア、つまりブログを代行で書いてもらうことを依頼するのでしたら、話は別。
ブログを代行で書いてもらうことでのリスクは、上のようなものではありません。その際のリスクは非常に低くなります。
SEOを依頼するメリット
SEOを依頼するメリットは、自社でやる(インハウス)と費用をおさえようとするにしても、時間がかかります。
外部へ委託した場合は、その時間が節減されますので、結果も早く出ることとなります。
SEOの結果が出るには、最低どれくらいかかる?
SEOは、効果が出るまでに時間がかかる場合が多いです。おそらく最低半年から1年は見ておいたほうがいいでしょう。
それよりも早く集客するなら、リスティング広告などネット広告媒体、ソーシャルメディア広告などを活用したほうがいいです。
安心してSEOを依頼する会社の選び方
1、最低100万円はかかると思う
安心してSEOを依頼できる会社の選び方ですが、これは非常に難しいです。なぜなら、突き詰めて考えていくと、最低100万円以上は、くだらないからです。
それ以下の見積もりを出してきたSEO会社は、極端に言いますと、必要な業務をけずって、その見積もりを出してきている恐れがありますので、安心はできません。
ですので、外注する場合は、最低100万円はかかり、100万円以下で依頼するなら、リスクが高くなると考えたほうがいいと思います。
2、ネットにくわしい信頼のおける人に紹介してもらう
ご理解いただいていると思いますが、SEOの技術によって、どの会社が良いのか?を見分けることは難しいと思います。
そこで、信頼のおける人に紹介をお願いし、人間関係によってリスクをへらすという方法はいかがでしょうか。
ただし、誰でも良いというわけではなく、ウェブマーケティングに詳しい信頼のおける人に紹介してもらうようにしましょう。
もしその人がいないとおっしゃったら、この方法はあきらめることにしましょう。
紹介でSEOを依頼しても、信用できないSEO会社であったという事例が多数あるからです。
3、ネット上で評判の高い会社に依頼する
TwitterなどでSEOの専門家のなかでも評判の高い会社に依頼するのも一つです。ただし、1のように、最低100万円以上することを覚悟しつつ、100万円かからなければラッキーと思えるような感じで。
SEOにかかる一般的な相場は?
SEOにかかる一般的な相場ですが、これは、先ほどのようにリスクをできるだけ減らすなら、最低100万円だと考えます。
たとえば、月に5万円とか10万円とかの会社のほうが多数ありますが、これらのなかで確実に効果が出る会社がどこなのか?
よく分からない状況なので、これらを一般的な相場として考えることは、ここでは避けたいと思います。安く質の高いSEOを提供する会社もゼロではないと思っています。たとえば、友人の会社に依頼すれば安くなるのではないかと。
まとめ
SEO会社と契約をして、お金を払うまえに考えておきたい内容をまとめてみました。
できれば、SEO会社に依頼するまえに、本当に効果が出るのか?を担当者に聞いて確認をとってから、行動してください。
また、SEO会社に依頼をしなくても、自分たちでできる方法も、SEOにはあります。
ぜひそれらも検討してみてください。