ホームページ集客を始めるにあたって、重要な7点をご紹介します。
中小企業の8割が自社のホームページを持っています。そのうちどれくらいの割合がホームページを使った集客に効果を感じているのでしょうか?
中小企業庁のデータによれば、全体の約37%が販売客数が増加したと答えています。
販売客数が増加した企業と、増加しなかった企業の違いは何でしょうか?
これは弊社の考えですが、増加しなかった企業さま全般に言えることの一つは、お客様に求める行動が書かれていないということです。
またホームページ集客全般に言えることとして、アクセスアップの対策が弱く、それの強化が必要なケースがほとんどです。
ホームページ集客とは、
1、アクセスアップ
2、お客様に行動してもらう
この2つをどれだけ強化できるかにかかっています。
アクセスアップとは、
1、検索エンジン経由(SEO)
2、広告(リスティング広告、PPC広告、Facebook広告)
3、ソーシャルメディア経由
この3つにまとめることができます。
「お客様に行動してもらう」には、
1、ベネフィット
2、ベネフィットが叶うという根拠
3、会社や人に対する信頼
4、「今」というタイミング
という4つが必要となります。
今回は、この7点について、詳しく説明したいと思います。
アクセスアップの3つの方法
1、検索エンジン経由(SEO)
検索エンジン経由とは、検索結果に自社のホームページを上位表示させることによって、アクセスアップを図るというものです。
検索結果で上位表示させることは、つまりSEOです。
SEOは、以前の手法が通用しなくなってきて、今はコンテンツを主体としたSEOに完全に変わりました。
どういうことかと言いますと、ユーザーに役に立つ内容をウェブ上に公開することによって、検索結果で上位表示させるということです。
Googleは、検索エンジンの広告を利用してもらって利益を得ています。そのため、検索エンジンをユーザーにずっと使ってもらう必要があるのです。
そのためにもっと検索エンジンが便利にしないといけません。良いコンテンツ、つまり良いウェブページがあれば、そのページは積極的に上位に表示をして、ユーザーに便利さを感じてもらう。それがGoogleの根幹です。
2、広告(リスティング広告、PPC広告、Facebook広告)
広告は短期的にアクセスアップを図るのには、もってこいの手段です。ただし、年々クリック単価が上がってきていて、採算を取るには、一件の注文単価が高いか、コンバージョン率(反応率)が高いページである必要があります。
日本では、ランディングページを作って、そこへリスティング広告からのアクセス流入を図るのが、広告の定番となっています。
3、ソーシャルメディア経由
ソーシャルメディアとは、Twitter、Facebookなどのことです。ソーシャルメディアをやることによって、ホームページのアクセスを増やすことができます。
「お客様に行動してもらう」ための4つのこと
1、ベネフィット
ベネフィットとは、お客様が得られる結果のことです。
自社の商品やサービスを購入することで、お客様は何がどう変化しメリットが得られるのか、これがベネフィットと言います。
ベネフィットがないと、お客様は商品やサービスに魅力を感じません。ベネフィットはできるだけ具体的に詳しく掲載するのがウェブサイト作成のポイントと言えます。
2、ベネフィットが叶うという根拠
ベネフィットが叶うという根拠が必要です。根拠のないベネフィットは、お客様にとって本当に叶うかどうか疑わしいものとして映ります。
ベネフィットだけなら、何とでも言えるし、書けるからです。
3、会社や人に対する信頼
商品やサービスを販売している会社や人に対する信頼が必要です。信頼は一朝一夕で生まれるものではありませんが、会社の実績、社長のプロフィール、社会的な知名度、知り合いからの推薦などから生まれます。
4、「今」というタイミング
ものすごく魅力的な商品でも「今、必要ない」なら、買うことはありません。一方、普通の商品でも「今、必要」なら、お客様は購入します。それほど、「今」というタイミングが重要なのです。
まとめ
ホームページで集客することを考えるとき、大きく分けて2つの方法があり、それらを細かくすると、7つに分けられます。
それらを検討することで、自社のホームページをどういう方向性で活用すれば良いかが見えてくると思います。