LINEアットの基本的な使い方

今回は、LINEアットの基本的な使い方、基礎的な機能を中心にご紹介していきます。

※こちらで紹介しています「LINEアット」は、2019年4月〜9月に「LINE公式アカウント」として、統合リニューアルされます。そのことについても触れています。

↓動画でサクッと説明↓ 

(動画はかなり以前のものですので、リニューアルについては触れていません)

目次

この記事の信頼性

弊社のお客様でLINEアットを手がけられた会社やお店さん10社のうち、8社が売上を前年比105%以上アップさせています。

また、2017年からLINEアットのセミナーを大阪で開催していまして、これまで50人以上のお客様のLINEアットをサポートしています。

これらの経験をふまえて、この記事の内容を書いています。

LINEアットで使える基本的な機能は、下の3つです。

  • ■1:1トーク
  • ■メッセージ
  • ■ホーム投稿

1:1トークとは?

1:1トークとは、個人のLINEでできるトークと同じような感じです。

読み方は、1:1トーク(マンツーマントーク)で、この記事では1対1トークと表記します。

普通のLINEみたいに、1人1人にメッセージを送る機能です。

プライベート用の個人LINEで最もよく使われている機能で、LINEアットでも良く使われています^^

個人LINEのメッセージと同じく、相手がメッセージを読むと既読がつきます。

メッセージ機能とは?

メッセージ機能とは、登録者に対して一斉に同じ内容を配信できる機能です。メールマガジンと同じような感じで考えていただいて問題ないかと思います。

注意点は、

  • ・開封率が分からない
  • ・誰に送っているのか不明(登録した人が一度メッセージを送ってくれないと分からない)
  • ・1通あたり500文字までしか送れない(複数に分けて送ることはできる)

点などです。

個人のLINEと異なる点は、

  • ・有料スタンプが使えない
  • ・PDFが送れない
  • ・一回メッセージを送ってくれないと、こちらから個別メッセージは送れない

などがあります。

それ以外は、だいたい同じようなことが可能です。

【ご注意】

メッセージを送ってくれた人にしか、この機能は使えません^^;

例えば、友だち登録してくれた人がいたとして、その人が一回メッセージをこちらに送ってくれないと、こちらから個別メッセージは送れないようになっています。

まとめますと、

  • ・一斉配信は、友だち登録してくれた人みんなに送れる
  • ・1対1トークは、一度メッセージを送ってくれた人にのみ送れる

となります。

つまり、一回メッセージを送ってもらえる工夫が大事となります。

ホーム投稿とは?

ホーム投稿とは、LINEのタイムラインに表示される投稿のことで、フェイスブックのタイムライン投稿みたいな感じで、「いいね!」や「コメント」が可能です。

一般的に7割のユーザーが閲覧していると言われていますが、それほど見られているとは思えないですが、そう言われているのは事実です^^

自動応答メッセージについて

自動応答メッセージとは、友だちが1対1トークで話しかけてきた時に、LINEアットのシステムは自動的に返信してくれる機能のことです。

初期設定では、1種類のメッセージが設定されていますが、質問や予約、お問い合わせが届く可能性もありますので、それらを含めた内容に変更した方がいい場合もあります。

自動応答メッセージのポイント

  • ・最大200個まで設定が可能
  • ・自動応答させる日付や時間帯を設定できる
  • ・電話番号やメールアドレスなどの他のお問い合わせ方法も掲載しておきましょう

キーワード応答メッセージについて

キーワード応答メッセージ機能は、LINEアットの機能の一つです。

友だちが1対1トークで話しかけた内容のなかに、あらかじめ設定したキーワードと完全に一致した文字をもらえると、あらかじめ設定してあるメッセージを自動で相手に送信する機能です。

LINEアットの細かな運用方法

LINEアットを使う際、下のようなポイントがあります。

  • ・まずは登録者数を増やす
  • ・月に一回か二回は、一斉メッセージを配信する
  • ・一対一トークで友だちとやり取りをする

これらをおこなっていけば、売上が上がるLINEアット運用ができると思います。

まずは登録者数を増やす

LINEアットは始めるだけでは登録は増えません。登録が増えないと、効果も出ません。

登録者数を増やすには、人が見るネットや媒体を使って宣伝する必要があります。

たとえば、

・店内に宣伝チラシを貼る
・テーブルにPOPを置く
・店頭にPOPを飾る
・チラシにQRコードを掲載する
・お客様にスタッフが声かけする

上の方法は、リアルで宣伝するときの代表的なものです。

ネットで宣伝するなら、

・ホームページにLINEアットのボタンを設置する
・SNS(フェイスブックやTwitter)にリンクを貼る
・ブログにボタンやリンクを貼る

などとなります。

これらを徹底しておかないと、全く登録者数が増えず、いつまでたっても効果が出ないので、ご注意ください^^;

一番早く登録者数を増やすには?

一番かんたんなのは、知り合いに告知することです。

SNSでフォロワーがたくさんいるなら、SNSで紹介しましょう。

リアルで知り合いがたくさんいるなら、リアルで声かけしていきましょう。

まずは、知り合いに登録してもらうのが早いです。

さらにLINEアットの細かな運用方法

上の方法はしっかりやった。その後は、どうすればいいか。

次は、細かな運用方法ですが、王道的な方法をご紹介します。

  • ・即時性のある販促
  • ・希少性のあるクーポンやプレゼント
  • ・有益な情報を配信する

これらは、LINEアットの機能を活用した販促方法となります。

・即時性のある販促

即時性のある販促とは、雨の日キャンペーンとか、予約キャンセルが出ましたというご連絡などです。

LINEは、メールと違って、9割以上の人がスマホで見ることができます。スマホは移動中でも閲覧可能なので、タイムリーな販促ととても相性が良くなっています。

雨が降ってきたら、店舗の客足は鈍くなるでしょう。その時、少しの割引でキャンペーンを打つことができます。

他にも予約のキャンセルや満席をご案内することによって、来店をうながす販促につなげることが可能です。

心理学的には、新しい情報は古い情報よりも魅力的に見えるという効果があるためです。

・希少性のあるクーポンやプレゼント

クーポンやプレゼントと言った販促は、LINEアットの得意とする方法です。

LINEアットには、どちらも無料で使える機能として用意されています。

連休前や週末など、来店を促す、もうひと押しの方法として効果があると言われています。

できれば、個数限定にして、LINEアットの抽選機能などを使えば、エンタテイメント性も加わり、より盛り上がる販促となります。

・有益な情報を配信する

有益な情報とは、役立つ情報と言い換えられます。

たとえば、洋服屋なら、

春夏コーデのご紹介
衣替えを上手くやるコツ

などが役立つ情報に入ります。

これらをスタッフの経験を含めて、情報発信することで人間性も伝わり、ファン育成の一助となることも狙いです。

内容によって長文になる場合は、ブログに内容を書いてリンクを貼る方法もありますが、2回、3回に分けて配信するほうが読んでいただける人が多くなるので、効果が高い場合もあります。

2019年4月にLINEアットが生まれ変わります

LINEアットのリニューアルについて、下をつぶやきました。

LINEアットの無料で使える機能が増える日にちが発表されてます。それによってやる人が増えていきますので、それまでにはじめておきたいですね^ ^

スケジュールは、2019年4月18日〜9月下旬予定で、LINEアットが大きく生まれ変わります。

具体的な変更内容として、

  • ・「LINEアット」→「LINE公式アカウント」
  • ・PC用管理画面と管理用アプリが変更(URLもアプリ自体も)
  • ・料金プランの値下げ
  • ・1通の吹き出し数が複数の場合も、1通配信とカウント(お得^^)
  • ・有料プランのみ使えた機能が、無料プランで利用可能に
  • ・メッセージ配信の料金が従量課金制に(送信人数が多いと高くつく)
  • ・APIがすべてのプランで利用可能に

などがあります。

友だち1000人以下の場合は、有料プランでしか使えなかった機能(リッチメッセージ、セグメント配信など)が使えるようになるので、良いお知らせです^^

ただし、一つ問題が。

現在、LINEアットを使用されている場合は、「現在」→「新規」へ移行することとなります。

この移行作業が結構手間です。

  • ・移行のお知らせは、それぞれLINEアットの管理画面に個別に届くとのこと
  • ・4月18日〜5月下旬までに管理画面に移行ボタンが表示されたら移行準備完了
  • ・ボタンを押すと、移行作業スタート(スタートすると、元には戻れない)
  • ・移行作業が終了したら、完了です。
  • ・移行ボタンを押す前に、バックアップは必ず^^

ってな感じです。

バックアップは、どうやら送信履歴などは残らない可能性もあるようなので、念のため全てのデータを保存しておいた方が良いとのことです。(LINE社のセミナーで確認)

リッチメッセージが使えると反応が高くなる

LINEアットのリッチメッセージが結構、反応が高くなることを、少し前にTwitterでつぶやいています。

LINEアットは、リッチメニューとリッチメッセージが使えるようになると、効果は増えます。が、リッチ用の画像バナーを作らないといけないです。簡単にバナーが作れるツールもありますし、Adobeのソフトの簡易版を使って簡単に作ってもいいですよね^^

まとめ

LINEアットの基本的な使い方について、基礎的な部分を中心にまとめてみました。

2019年秋移行、LINEアットはLINE公式アカウントとして生まれ変わります。ですが、根本的な部分は変わりませんし、各種機能はさらに便利になっていくと思います。

そんな時に、こちらのエントリーが少しでも参考になれば幸いです^^

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