今回は、LINEアットがLINE公式アカウントと統合される変更について、詳細をご紹介していきます。
※本当にくわしいことは、私では分かりかねますので、LINE社に問い合わせしたり、LINE社のセミナーに参加したり、周りの詳しい人に聞いてください。
※LINE社のセミナーがおこなわれるかどうか?は、私のほうでは把握しておりません。
この記事の信頼性
弊社は、これまでLINEアットを導入する企業やお店に、
どうやってはじめたらいいのか
活用方法は?
など、初期設定や運用方法含めて、LINEアット導入をサポートしてきました。これまでサポートしてきた件数は、100社を超えています。
それらの経験とともに、先日おこなわれたLINE社主催の「統合についてのセミナー」で得た情報などを、できるだけ分かりやすくまとめています。
では早速、LINE社の公式発表から見ていきますね。
LINE社の公式発表は?
2019年4月18日から9月にかけて、LINEアットが大きく変わると発表されました。
正確に言いますと、LINEアット自体がLINE公式アカウントに統合される感じです。
【重要】LINE@サービス統合のお知らせ
↓
http://blog-at.line.me/archives/52626249.html
この記事の中では、「LINE@」と「LINE公式アカウント」以外に「LINEビジネスコネクト」「LINEカスタマーコネクト」と言ったサービスが統合し、名称を「LINE公式アカウント」として生まれ変わりますと書かれています。
このサービス統合によって、管理画面のURLが変わり、既存機能の改善、新機能の追加などが実施されるので、最初は少なからず戸惑いを覚えるのは間違いないでしょう。
また、これまでの全てのデータを引き継げるわけではないようですので、移行作業を完了してみたら、必要なデータが消えてた!ということも絶対にないとは言い切れないようです。。
できるだけ、これまでの全てのデータはバックアップを取っておいてください、というのがLINE社の見解です(LINE社のセミナーでも同じことを言ってましたし、資料にも書かれています)
LINEアットの移行作業は、いつごろ始まり、いつごろまでに完了するのでしょうか。
LINE公式アカウント統合への移行スケジュールは?
※ここで書く移行スケジュールは、先日店舗向けにおこなわれたLINEアットセミナーで発表されていた日程を参考にしています。
移行スケジュールは、2019年4月18日〜9月下旬予定となっています。詳細はこうです。
4月18日
↑
順次移行のご案内を開始
↓
5月中旬〜下旬ごろ
↑
すべてのLINE@アカウントでサービス移行が可能
↓
8月19日
↑
LINE社にて強制サービス移行
↓
9月30日
※サービス移行がおこなわれていないLINE@アカウントに対しては、LINE社の判断で順次LINE公式アカウントへの強制サービス移行を実施。
その際、これまでご利用いただいていたLINE@の料金プランにかかわらず、すべてのアカウントをLINE公式アカウントのフリープランへ移行。
※2019年4月26日〜5月7日は移行手続きをおこなうことができません。
参考元:LINE社主催の統合についてのセミナーで発表された情報
今回のリニューアルによって変わること
今回のLINE@の統合リニューアルによって、変わることをまとめてみます。
具体的な変更内容として、
- ・「LINEアット」→「LINE公式アカウント」
- ・PC用管理画面と管理用アプリが変更(URLもアプリ自体も)
- ・料金プランの値下げ
- ・1通の吹き出し数が複数の場合も、1通配信とカウント(お得^^)
- ・有料プランのみ使えた機能が、無料プランで利用可能に
- ・メッセージ配信の料金が従量課金制に(送信人数が多いと高くつく)
- ・一部機能の「アップデート」および「クローズ」あり
- ・サービス名称・サービスロゴの変更
などがあります。
この他にも、
- ・プレミアムIDの初年度料金の値下げ
- ・タイムライン投稿の投稿数がすべてのプランで無制限に
- ・APIがすべてのプランで利用可能に
- ・その他
などがありました。
参考元:LINE社主催の統合についてのセミナーで発表された情報
全体的には、便利になっていくLINE公式アカウント(旧LINE@)。この移行に関しての手順はどうなっているのでしょうか。
移行に際しての手順
移行作業について、一番大事なのは、あわてない事です。
実は、移行作業は大したことではないとも考えられます^^;
バックアップを取ったり、別アカウントを立ち上げてテストしてからやれば、ほとんどのトラブルは防げるかと思います。
移行に際しての手順および詳細は、下となります。
- 1、移行のお知らせは、それぞれLINEアットの管理画面に個別に届くとのこと
- 2、4月18日〜5月下旬までに管理画面に移行ボタンが表示されたら移行準備完了
- 3、ボタンを押すと、移行作業スタート(スタートすると、元には戻れない)
- 4、移行作業が終了したら、完了です
- 5,移行ボタンを押す前に、バックアップは必ず^^
※大切なトークの履歴や、これまでのメッセージ送信履歴などの全てのバックアップをとる。
※移行完了後、別URLになっているので、ログインし直して問題ないかチェックする
移行手続きの方法
2019年4月18日以降、一部のLINE@アカウントより、パソコン版管理画面とLINE@アプリから手続きが出来るようになります。
すべてのアカウントで移行手続きが可能となるのは、2019年5月中旬〜下旬ごろです。
(念のため、別アカウントでテストしてから移行しても良いと思います)
バックアップは、どうやら送信履歴などは残らない可能性もあるようなので、念のため全てのデータを保存しておいた方が良いとのことです。(LINE社のセミナーで確認)
次に、統合リニューアル後の機能と設定の引き継ぎをご紹介します。
統合リニューアル後の機能と設定の引き継ぎ
「1:1トーク」は、「チャット」へ名称が変更されます
「1:1トーク」は、名称を「チャット」に変更され、機能も拡充されます。
たとえば、複数のユーザーとのグループチャットや、APIとの併用も可能になるとのことです。
さらに、トーク履歴の保存期間は、テキストは4ヶ月、画像などの保存期間は2週間になるとのことです。
旧LINEアットは、テキストも2週間の保存期間でしたので、テキストにおいてはかなり延長されます^^
リッチメッセージ・リッチビデオメッセージ
リッチメッセージ・リッチビデオメッセージの登録件数が、5,000件となり、移行時は、LINE@に登録された最新から5,000件のみ移行されるとのことです。
リッチメニューについては、「400☓270」のデザインガイド・サイズが削除されます。
その他
その他、変更されている内容をご紹介します。
・統計情報が、「ホーム全体」から「タイムライン投稿毎の情報」へ
・取得できる友だち情報が、「友だち追加数、ターゲットリーチ数、ブロック数」へ
・複数アカウント配信やリッチメニューの一括設定が、機能提供終了。
→代替機能を用意予定
・配信予約は、移行後に予約の再設定が必要
・メッセージの下書き登録件数が、1,000件に
・一部のスタンプが削除
・自動応答メッセージやキーワード応答メッセージの最大登録件数が、1,000件に。
・移行後の管理画面と管理アプリも変わります。
・ログイン方法は、LINE@と同じメールアドレス・パスワードの入力でログインできます。
・年齢認証せずにチャット機能が使えます。
・QRコードを再取得する必要があります。(LINE@時に取得したQRコードは、2020年3月末まで利用可能)
参考元:LINE社主催の統合についてのセミナーで発表された情報
LINEアットをやるなら、今がチャンスか?!
LINEアットのリニューアルについて、下をつぶやきました。
LINEアットの無料で使える機能が増える日にちが発表されてます。それによってやる人が増えていきますので、それまでにはじめておきたいですね^ ^
— つちや@はちまきウェブ (@hachimaki1610r) 2019年3月10日
今回のLINE@の統合リニューアルで、確実にLINEアットをはじめる企業さん、お店さんが増えるかと思います。
LINEアットは、友だちを集めるのに時間、もしくは、手間やお金がかかります。先に集めておいて、先行で使いこなしておくことで、競合よりも有利な状況を作っておきましょう。
まとめ
今回は、LINEアットがLINE公式アカウントに変わり、変更される詳細についてまとめてみました。
すべてを細かくまとめられたわけではないですが、大まかにある程度深さまでは、まとめられたのではないか、そう思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。