ホームページを作ろうと思ったら、一般的に制作会社へ相談します。そして、ここが良いと思った会社があれば、依頼するでしょう。
依頼の前に何か準備しておいた方が良いことはないでしょうか。
今回は、ホームページ制作会社に依頼する前に、準備しておいた方がよいことをご紹介いたします。
ホームページを使って何をするのか?
ホームページが今までなかった場合、とりあえず作ろうと言う気持ちが先行して、作ったあとホームページにどういう事を期待するのか?はあまり計画されていないことがあります。
しかし、そもそもホームページを作る目的は、作った後、どういうことをホームページにさせるのか?です。それがホームページを作る目的です。
売上アップのためのホームページなのか、ブランディングのためのホームページなのか、それとも、カタログ代わりのホームページなのか。
制作会社には、得意な分野と不得意な分野があります。全てが得意な制作会社は基本的にないと思った方がいいです。
ですので、これらを明確にしてから制作会社を探した方がいいと思います。
社内で話し合う
制作会社を探す前に、上記3つのうち、どれを目的とするのかを社内で検討した方がいいです。
社内で検討せずに、制作会社を探すと、その制作会社が得意な分野のホームページで行こうという意見が社内で固まってしまいます。
成り行きでホームページの目的が決まることも結果的には良いこともありますが、できれば、先に目的を決めてから制作会社探しをした方が、効率良く目的が達成できると思われます。
予算は、どの程度使えるのか?
予算は、制作会社を探す前に、大体の金額を大まかに知っておくべきでしょう。
中小企業なら、社長の決済が必要ですが、この段階では決済は下りませんが、ある程度の意見は聞けるなら聞いておいた方がいいです。
予算が、100万なのか、50万なのか、10万なのか、大体の感触を掴んでおくべきです。予算によってできることが大きく変わることを紹介したエントリーがありますので、お時間ありましたら、一度目を通してみてください。
大阪でホームページ制作会社を探すための真剣な(コストをかける)方法
どれくらいWebに時間を費やせるのか?
ウェブサイトは作って終わりではなく、作ってからが始まりです。作った後、ブログを書いたり、ソーシャルメディアに取り組んだりで、時間を費やすことになります。
作った後から考えるのではなく、今からどれくらいウェブ活動に時間を割けるのかを考えておきましょう。
もしかしたら、全く時間が取れないかもしれません。そんな時は、ウェブサイトで集客をすることは考えずに、カタログ的に使うことにした方が良い場合もあります。
具体的な作成に関して
文章と写真の手配をどうするか
予算によりますが、文章と写真は自分で準備することもあります。文章は、専門のライターに依頼するのも良いですが、できれば、最終的には、自分でチェックした方がいいでしょう。
特にホームページを使って集客する時は尚更です。ライターでは分からないことがあるかもしれませんから。
写真は、カメラマンに撮ってもらえるのベストです。予算の都合上、難しければ、自分で撮るか、ウェブデザイナーに撮ってもらうか、素材サイトで購入するかです。
ドメインとサーバー
ドメインとサーバーに関しては、制作会社にまかせた方が無難です。格安でホームページを作る場合なら、自社で管理することもできます。
しかし、ある程度の規模のホームページだと、ブログなどのバージョンアップやセキュリティ管理など、専門的な知識がどうしても必要となってきて、何かあった時、対応不可となります。
したがいまして、ドメインとサーバーは制作会社にまかせることを前提とした方がいいでしょう。
実務の担当者は誰にするのか?
最後に実務の担当者、制作会社との打ち合わせは、誰がするのか?を決めておきましょう。
ホームページで集客する場合、文章は、できれば会社で一番営業のできる人か、マーケティングに詳しい文章の上手い人か、社長に書いてもらうのが良いです。
問い合わせが増えるかどうかは、文章にかかっていると言っても過言ではありません。
最初に視点を止めるには、デザインの力が大きいですが、検討している人の背中を押すのは、間違いなく言葉の力です。
まとめ
ホームページ制作会社に依頼する前に、準備しておいた方がいいことをご紹介いたしました。
大きい予算をホームページに費やす場合や、集客のためにホームページを作る場合は、事前の準備によって成功する確率の大部分が決まってしまいます。
ぬかりない準備によって成功することをお祈りいたします。