アクセスを集めようと、ブログをはじめてみたものの、なかなかアクセスが集まらない。ブログ集客をはじめた頃で、ノウハウがない場合、そんなことが特に多いと思います。
そこで今回は、ブログ集客をはじめた時に、少なくとも最初にここだけは確認してほしいと思うことをご紹介いたします。
はじめてブログ集客に取り組むなら、最初に確認しておいた方がいいことは、次の3つです。
1、設計図を作っているか
2、行動量は足りているか
3、自分が言いたいことではなく、お客様が知りたいこと
それぞれ1つずつ説明していきます。
1、設計図を作っているか
設計図とは、ブログを使って、どのように集客をしていくかを書いたものです。これは、紙に書かなくてもいいですし、書いてもいいです。
設計図には、さまざまな事を書いておきます。例えば、ブログを書く前に「目的」を決めようという言葉を耳にされたことがあると思います。
目的もできれば設計図に書いておきます。目的とは、具体的に言いますと、
誰に読んで欲しいか(ターゲットの設定)
アクセスしてきたユーザーにどういう行動を取ってほしいのか(コンバージョンの設定)
どんな内容を書けばいいのか(コンテンツの企画)
などのことです。
これらを書いておけば、ブログを書く時にブレることなく、ブログ運用ができるようになります。
他にも、検索ワードの想定、拡散させるソーシャルメディア選定、コンバージョン後のフォロー内容なども書いておきます。
つまり、自分が後から振り返った時に、どこがダメだったのかが分かるようにまとめておくのです。
設計図を書く事で、PDCAサイクルを回すと言った、改善もやりやすくなり、最適な手を打つこともできるようになります。
2、行動量は足りているか
行動量とは、文章を書いたり、調べものをおこなったりすることの量をさします。
どういうことかと言いますと、文字数が少なかったり、調べる量が少なかったり、ページ数が少なかったりしていて、ブログで集客できていないことがあるのです。
どれだけブログを書けるかということがアクセスアップに影響するほど、現在のGoogleのアルゴリズムにおいて重要な要素なのです。
したがいまして、できれば、行動量を多くして大量の文章を投稿したり、情報を調べたりすることを沢山こなす必要があります。
※Googleのアルゴリズムとは、ここでは検索エンジンの上位表示を決めているプログラムのことと定義させてください。
文章量が少ない
文章量とは、文字数のことです。現在のGoogleのアルゴリズムでは、文字数が多い、長文のブログのエントリーの方が上位表示されやすくなっています。
たとえば、200文字以下などの短い文章では、内容の濃いコンテンツを作ることは難しいということから、数千文字のエントリーなどの長文が上位表示されやすくなっているようです。
調べる量が少ない
ブログを書く前に、書きたい内容を調べることは、結構あると思います。
やはりオリジナルなコンテンツを作るにあたっては、自分の頭の中の知識だけでは、書くのは難しい場合もあります。
ブログを長年書いている人ほど、そういうことは多いと思います。
内容の濃いコンテンツを書くには、さまざまな書籍を読んだり、インタビューや取材に行ったり、ネットで調べたりすることが必須だと思うのですが、そこで調べる量が少ないと、内容の薄いコンテンツとなってしまいます。
最近の上位表示の傾向として、さきほどの「長文であること」の他に、「オリジナルな内容」という要素が非常に大事になってきています。
ユーザーが知りたいことを調べる癖をつけて、ブログを書いていきましょう。
ページ数が少ない
文字数もそれなりにあり、がんばって調べもしている。そんな時、ページ数がまだまだ少ないことがあります。
この場合、今すぐに膨大なアクセスを呼び込めることができませんが、しばらく継続していれば、確実にアクセスを上げることができると思います。
ページ数が少ない場合は、時期尚早と言えます。
3、自分が言いたいことではなく、お客様が知りたいこと
お客様が知りたいことは、自分が言いたいこととは、異なっている場合がほとんどです。
もし、この2つが同じ場合は、その人はものすごく幸せな人で、作家になればベストセラー小説も夢ではないかもしれません。
それくらいこの両者が合うことは、稀なのです。
ついつい自分が言いたいことを書いてしまいますが、お客様が読みたいことは、そんなことはありません。そのためお客様はすぐに読むのをやめて、帰ってしまい、集客が上手くいかないケースがあります。
お客様が知りたいことを書く。これを常に意識しましょう。
まとめ
ブログで集客できない時、最初に確認して欲しいこととしまして、設計図を作ること、行動量は足りているか、お客様が知りたいことを書く、ということをご紹介いたしました。
他にも技術的な点はあるのですが、うっかり意識されていないことが多い点を今回はご紹介させていただきました。
面倒なのは確かですが、できれば設計図を作り、行動量を多くし、自分が言いたいことではなく、お客様が知りたいことを書くようにしてください。
必ず良い方向へ向かうかと思います。ご成功を応援しております。