2015年4月21日より、グーグルの検索結果が大きく変わります。
タイトルにある通り、検索結果に【スマホ対応】という文字がないサイトは、モバイル検索の順位が下がる、ということです。
「スマホ対応の文字がないと」って、どういう意味?
ホームページがスマホ対応していないと、ヤフーやグーグルの検索結果に【スマホ対応】という文字が表示されません。
その状態のまま、4月21日が来ると、モバイル検索の検索順位が下がる、ということです。
ですので、アクセス数が下がると、ショッピングサイトなら、売上が減ります。普通のサイトなら、問い合わせも減ります。
スマホ対応しないと、なぜアクセス数が減るの?
ホームページのアクセス数は、多かれ少なかれ、グーグルやヤフーの検索エンジンに依存しています。
スマホ対応していないと、4月21日より、その検索エンジンの検索結果で上位に表示されなくなります。
つまり、アクセス数が減るということです。
最近のホームページは、アクセス数の半分が、スマホからのアクセス数です。たとえば、月間1000アクセスあった場合、400から600はスマホから閲覧されていることが多いです。
中には、800近くスマホからのアクセスだったりするサイトもあります。
ちなみに、サイトによって異なるので一概には言えませんが、スマホを使ってのアクセスは、どんどん増えています。
電車に乗った時、今までは新聞や本を読んでいた乗客が、代わりにスマホを見てることからも窺い知れます。
自分のサイトが【スマホ対応】されているか分からない場合は?
スマホで自分のサイトの検索結果を見てみましょう。たとえば、ヤフーに会社名を入れてください。検索結果が表示されると思います。
その時、【スマホ対応】という文字が表示されていますか?
表示されていたら、スマホ対応されています。問題ありません。
もし表示されていない場合は、【スマホ対応】されていません。
もしスマホ対応を制作会社に依頼したのに、【スマホ対応】という文字が表示されていない場合は、制作会社に確認をとってみましょう。
1、今お伝えした確認する方法が間違っていた。
→言葉足らずですいません。確認方法を制作会社さんに教えてもらってください。
2、【スマホ対応】されていなかった。
→制作会社のミスです。スマホ対応の指示で出してください。
3、自社内で指示が止まっていた
→制作会社に、至急指示を出してください。
のいずれかです。
スマホ対応していない場合は?
すぐにスマホ対応、モバイル対応を依頼しましょう。やらないまま4月21日を迎えてしまうと、アクセス数の大幅減が大いにありえます。
アクセス数が少ないサイトなら、スマホ対応もあとからでもよいと思いますが、減っては困るサイトなら早くやっておきましょう。
ちなみに、放置しておいて順位が下落したあと対応して、元に戻るとも限りません。
【スマホ対応】のニュース元は?
英語ですが、グーグルの公式発表は以下です。
グーグルが、スマホ対応しているかどうかをモバイル検索のランキング要因として使用すると発表しました。
こちらの1番目に掲載されています。
簡単に訳してみました。下手な訳で申し訳ないです。
4月21日、ランキング要因として、モバイルフレンドリーかどうかを参照します。この変化は、世界中すべての言語のモバイル検索に影響をおよぼし、検索結果に重要なインパクトがあるでしょう。
ですので、アクセス者は、それぞれのデバイスに最適なクオリティの高い検索結果を得られることが簡単になります。
影響の大きさをsignificantという単語を用いて表現しています。いつもなら、数字で10%に影響するとかって書くのですが、今回は、数字では書いていません。
ですので、影響範囲は分かりませんが、目に見える範囲で影響があるのではないかと推測してもよいと思います。signalの形容詞ですから(笑)
スマホ対応していない会社のリスクは?
スマホ対応しているかどうか、検索結果を見たらすぐに分かります。したがって、「スマホ対応しませんか?」という営業電話がじゃんじゃんかかってくることが予想されます。
おそらく、電話営業は、4月21日以降も続くでしょう。
今どき電話しないと仕事がとれないホームページ制作会社は、ここ大丈夫か?と思ってしまいますので、しっかりとした知識のある制作会社に依頼してください。
まとめ
スマホ対応していないとモバイル検索で順位が下落するというのは、去年からささやかれていたことですが、やっと来たか、来たのかって感じです。
ちなみに、スマホ対応のことを、グーグルでは、モバイルフレンドリーと言ってます。
モバイルフレンドリーになるためには、グーグルは、下記のURL、ツールを推奨しています。参考になれば幸いです。
ちなみに、上のスマホ対応、モバイルフレンドリーになっていなくても、ホームページ自体はスマホで閲覧できます。ピンチという拡大をしないといけませんが。
【スマホ対応】やっておかないと、グーグルやヤフーからの流入が減るのでやっておくという感じです。