ランディングページを作成するときに使えるテンプレートやサンプル文章を紹介します

ランディングページって、いざ作ろうとすると、いろいろやることが見えてきて、作るのに時間がかかることが多いです。

・デザインはどうするのか?
・どんなふうに作れば、反応が取れるのか?
・文章は何を書いたらいいのか?

大きく分けると、この3つがどれも重要となります。

これらをどうやって作っていくのか。この場合、ひな形やテンプレート、参考となるサンプルなどがあれば、作るのが大分ラクになることが多いと思います。

そこで今回は、ランディングページ作成に困ったときに使えるテンプレートを提供しているサイトや、ランディングページ作成のノウハウ、短いランディングページ、お申込みページなどで使える雛形文章、サンプル文、例文をご紹介しました。

目次

ランディングページのデザインテンプレートは?

ランディングページのデザインテンプレートを探してみましたが、無料ではあまり見かけませんでした。(2018年8月時点)

ワードプレスのテンプレートとして、有料ではありましたので、ご紹介いたします。

Colorful(カラフル)

高品質なLP(ランディングページ)を最短3分で作られるというキャッチコピー。

ランディングページ作成用のワードプレスのテンプレートとなります。

https://lptemp.com/

ランディングページを簡単に作成するツールは?

ランディングページを簡単に作成するツールは結構たくさんありました(無料も有料も含みます)。

それらの中で、一部ご紹介します。

ペライチ

無料と有料版に分かれていますが、HTMLやCSSの知識が無い方でも簡単にランディングページが作れるというツールです。

テキストや画像のブロックが豊富に用意されていて、それらに自分で考えたコピーや画像を入れていくというスタイルで作っていきます。

より高いクオリティのランディングページを作ろうと思ったときにはデザインやレイアウトに関してどうしてもできないことが多くなってきます。

https://peraichi.com/

Lander

ペライチなどのように、HTMLやCSSの知識やランディングページを作った経験がない人でも簡単につくれるサービス・ツールです。

シンプルにほぼ直感的に作成することができて、英語のページなのですが、それを感じさせることが少ないくらい作りやすいです。

テンプレートには限りがありますが、カスタマイズ性が高く動画も設置できる感じです。

グーグルアナリティクスとの連携など使い勝手はあるツールだと思います。

https://landerapp.com/

Instapage

テンプレートも豊富にあって、簡単にランディングページを作ることができるサービスです。

言語は英語ですが、意外と直感的に作成できます。ランディングページ以外のページ作成も可能です。

https://instapage.com/

Unbounce

ランディングページを作成する海外のサービスです。

結構たくさんのテンプレートが備わっていて、画像や文章などを入れ替えることで簡単にランディングページを作ることができます。

レスポンシブデザインに対応してます。

https://unbounce.com/

hubspot

有名なCMSツールですが、このツールでもランディングページを作成することができます。

テンプレートも用意されていますが、一からでも作成可能です。

ランディングページ以外にも、ブログ、メールのテンプレート、リードの管理機能、アナリティクス分析などの機能もあり、非常に使いやすく、コンテンツマーケティングにぴったりのツールです。

https://www.hubspot.jp/

WIX

無料でホームページを作ることのできるサービスですが、こちらではランディングページも作成可能です。

数百種類のテンプレートが用意されていて、こちらの中から好きなのを自由に選べます。

https://ja.wix.com/lp-lang/fb-acquisition-ja

ランディングページとは?

ランディングページとは、広義の意味では、グーグルやYahooなどの検索エンジンやツイッターやフェイスブックと言ったソーシャルメディアから、ユーザーがアクセスしてきた最初のページを意味します。

つまり、インターネット上にあるすべての公開されているページは、ランディングページとなる可能性があります。実際、そうなることが多いです。

一方、狭義の意味では、「インターネット広告などとセットで使う縦長のページで、申し込みなどのコンバージョンをとるためのページ」と定義できます。

日本では、ランディングページと呼ぶと、縦に長いページを意味しますが、海外では、広義の意味も含まれます。

日本のWebマーケティングにおいては、一般的には申込みなどのコンバージョンを促すためのページとして考えられているので、ここでは、コンバージョンを促すページとして考えていきます。

ランディングページをフル活用したほうがいい理由

売上を上げるなどの結果を出す方法は、いろいろあります。たとえば、SEO、メールマーケティングなどもそうでしょう。

その中で、非常に効果的な方法の一つがランディングページです。このランディングページのコンバージョン率(ここでは申込み率や反応率と考えます)を改善してアップさせていくことが最も効率が良いことの一つと考えられています。

広告費が同じでもコンバージョン率が1%から2%になったら、2倍の申し込み数となります。これがランディングページを改善することの理由です。

高反応ランディングページの作り方

ランディングページを改善・最適化するには、顧客心理を把握し、人が行動しやすい構成や内容にする必要があります。

ランディングページには、さまざまな構成レイアウト理論があるのですが、ここでは、一つだけご紹介します。

1、ベネフィット
2、根拠
3、信頼
4、保証

それぞれについて説明していきます。

1、ベネフィット(メリットでも良い)

ランディングページは、最初の見える部分(ファーストビュー)がとても大事です。見た瞬間からの3秒でそのページを見るか見ないかを決めると言われています。

3秒で「見ようか」と思ってもらえるようなインパクト・印象を与えないといけません。

で、そのあとキャッチコピーを読み進んでもらって、どんな良さがあるのか?を理解してもらうように考えるのです。

(ここでは、メリットとベネフィットを一緒にしていますが、厳密に言いますと異なります)

2、メリットの根拠

1のベネフィットがなぜ正しいのか?をこちらのブロックで説明していきます。この説明が長くても細かくても構いません。

しっかり説得力を持って説明していくのがポイントです。

ここでは、第三者の推薦や証明などがあれば、なお効果があります。

3、信頼

2の根拠を説明しても、このサイトに申し込みしてもよいのか?今やる必要があるのか?などという疑問が出てくるでしょう。

3では、それらについて答えるために、このサイト自体の信頼をアップさせる内容を掲載していきましょう。なぜこの申込みページを作ったのか?なぜ今この申込みページを設置しているのか?などです。

説得力がある文章なら、信頼度がアップします。

他にも、2と同じように誰かの推薦やお客様の声、資格、証明書などでも信頼度が上がります。ただし、今申し込みしたほうがいい理由にはならないので、そのまま離脱する可能性もあります。

4、保証

保証とは、最後に背中を軽く押して上げる行為のことです。

申し込みする理由をユーザーに渡してあげるのです。これがあると、反応率がグンと上がりやすくなります。

ランディングページの結構くわしい構成

つぎは、基本をおさえつつ、さらに高い反応を叩き出したいときに使える詳細な構成をご紹介します。

この構成がすべてにおいて正解となるのではなく、当然ですが、業種や目的やタイミングによって、最適となる構成は変わってきますので、ご注意ください。

1、ファーストビューの部分

ユーザーがランディングページを見て最初に目にする部分が最も重要な部分となります。

その商品やサービスの魅力が最大となるよう、構成を考えていきます。

2、キャッチコピー

キャッチコピーはランディングページの反応を左右する大きな要素の一つ。

キャッチコピーを変えるだけでも、反応率が大きく変わる場合があります。

・できるだけ短く簡潔に
・大きく目立つように
・分かりやすくビジュアルに文字かぶりしても読みやすく

3、権威

この商品やサービスは、他とは違ってスゴそうと思ってもらうための証拠、証明。

たとえば、「楽天美容部門ナンバー1」「販売個数10万個突破!」などです。

あとは、「◯◯大学の教授が推薦」「芸能人が愛用」など。

・具体的な数字を明記する
・有名人や専門家が推薦しているなら掲載
・王冠などでビジュアル的にスゴさをアピール

4、メインビジュアル

ファーストビューのときに入ってくるメインのビジュアルです。

・商品やサービスの特徴が一発で分かる
・キャッチコピーと整合性があり、訴求力がある

5、アクションのための導線

ユーザーがコンバージョンしてくれるための導線です。アクセス周りにユーザーの気持ちを動かすための要素を入れ込んで、アクションへと誘導します。

・期間限定や数量限定などの希少性を訴えるポイントを記載する
・特典や送料無料などの良い点も、ひと目で分かるように掲載。
・ボタンとファーストビューは一連の流れで視野に入るようにデザインする
・各ブロックの終わりにアクションのための導線につながるように配置する

6、書き出し、導入部分

リード文とも呼ばれるこの部分では、基本的にユーザーの共感を呼ぶ内容を掲載して、自分のこととして理解してもらうことが大切となります。

それによって、次の内容を読み進めてもらうことが大切です。

「この商品やサービスを詳しく知ってみたい」と思わせる、興味をひく言い回し、言葉の選び方を考えて、きっかけを作っていきましょう。

・ターゲット(ペルソナ)の悩み事、気になることを具体的にまとめて列挙する
・ユーザーの不安や悩みも、この商品やサービスなら解決できると言い切る
・書き出しの部分の随所にベネフィットを散りばめてユーザーの関心をうながす。

7、商品やサービスの紹介

ユーザーが書き出しを見て興味を持てば、ブラウザのバックボタンを押して帰っていこうとせず、次のブロックへ読み進めてきてくれます。

つぎに、商品やサービスの詳細を紹介していきます。

・商品の形態、タイプなど購入を検討するのに必要な情報を記載
・無形のサービスなら、サービスの内容を細かく
・商品画像やイメージ画像などを載せる
・書き出し・リード文と同じく、ベネフィットを散りばめてユーザーの興味をより強化していく

8、お客様の声

商品やサービスのことが大体分かったころ、ユーザーは心のなかで反証します。

「この商品やサービスは、本当に信用できるのかな?」

ここで、この商品やサービスが本当の良いという立証のパートに入ります。立証の方法の一つとして、お客様の声を掲載するのは、ランディングページだけではない、販売の常套手段です。

・お客様の顔写真を載せる
・動画があれば動画も
・名前や年齢や住んでいるところなど、許可もらえた範囲の個人情報も
・お客様の声を要約したものを見出しに掲載する
・お客様の声の要約がユーザーにとってベネフィットになっているとなお良い

9、よくある質問

お客様の声を読んでも、ほとんどの人はまだ半信半疑で、頭のなかには多くの疑問が渦巻いています。

ここでこれまで触れていなかった細かな質問について、一つ一つ答えていくブロックを用意しましょう。

これが「よくある質問」です。

・ユーザーが気になっているであろう疑問をすべてここで触れていく
・質問の回答は率直に、詳細に。長くなっても良いが、結論は冒頭に書く。
・答えにくい質問にもあえて触れることで、「正直さ」を出すという方法もある

ランディングページで使うと良いと言われている心理学や行動経済学

ランディングページのノウハウなどを見ると、次に挙げるような心理学や行動経済学の理論を使うと、効果があるとよく書かれています。

しかし、実際に使っているページは非常に数少ない感じです。

そもそも心理学の効果は、一つくらい活用したところで、あまり効果が高まらないことのほうが多いです。

もちろん中には非常に高い効果を上げる理論もありますが、ほとんどは複数を全体的に最適化して活用しないと、満足のゆく結果は得られないことのほうが多いです。

使ったほうがいいと言われている理論を挙げてみます。

1、ハロー効果
2、単純接触効果(ザイアンス効果)
3、バンドワゴン効果
4、ゲーム理論・コンコルド効果
5、カリギュラ効果
6、決定回避の法則
7、文脈効果
8、シャルパンティエ効果
9、権威への服従
10、一貫性の原理

ランディングページの内容が思い浮かばない

上の内容からランディングページって、どう書けばいいのか?は分かった。しかし、いざ自分のページとなると、なかなか着手できない。

ぼんやりとしていて、何を書いたらいいのか迷う。

そういうことってよくあることです。ここでは、もっと簡単にできる方法をご紹介します。

短いランディングページを考えてみる

短いランディングページとは、申込みフォームと考えることもできます。

ランディングページと言うと、縦長のページで情報がいっぱい詰まっているものと考えてしまうから、なかなか考えがまとまらない感じになると思います。

そこでもっとシンプルに考えます。

お問い合わせページに少し文章と写真を足したページを作るようにしましょう。

それだけでも、何も文章や写真を載せないときよりも、はるかに反応が上がります。

ここではそれらを作るときの雛形をご紹介します。

ランディングページの一番短いものは、お申し込みフォーム

ランディングページのなかで、もっともシンプルなものは、お申込みフォーム付きページです。

ここでは、お申込みフォームページに必要なものを挙げていきます。

お申し込みフォームに不可欠なもの

・スマホ対応になっているか
・フォームから送信できるか
・フォーム送信以外の申し込み方法があるか(電話やLINEなど)
・申し込みしたくなる魅力はあるか

短いランディングページ(お申込みフォーム)のテンプレートご紹介

ここでは、短いランディングページ、お申込みフォームに書く文章を雛形、テンプレートとしてご紹介します。

無料相談(オンライン相談)の例文・サンプル文章

○○で◯◯をご返信いたします。

無料ご相談のご予約は、下のフォームから可能です。

内容をしっかりと把握した上で、○○にご返信いたします。

メールだけでは、しっかりお答えできない場合があります。その場合は、実際にお会いして色々なお話をお聞かせいただいてから、お答えしたほうが、適切にお答えできます。

ご相談まえに不安になることありませんか?

よくある相談として、下のようなご相談内容を承っています。安心してご相談ください^^

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お申込みの例文・サンプル文章

○○へお申込みの場合は、下のフォームからお申し込みいただけます。

フォーム送信後、営業日3日以内にメールか、お電話でご連絡いたします。

お急ぎの場合は、その旨を明記していただければ、できるだけすぐに、ご連絡いたします。もしくは、お電話でご連絡くだされば、すぐに対応いたします。

お申し込み後の流れ

お申込み後、早速作業にかかりますが、その前に、お申込み後にいただくよくあるご質問をご紹介いたします。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

いざランディングページを作らないといけなくなっても、なかなか前に進まないことが多いと思います。

そういうときには、一から作ろうとせず、なるべく短いランディングページで乗り切れないか、まずは考えましょう。

つぎにサンプル文や例文、ひな形を参考に内容を作り、無料もしくは有料でランディングページが簡単に作れるサービスを使用することも一つの方法です。

今回は、ランディングページ作成に困ったときに使えるテンプレートを提供しているサイトや、ランディングページ作成のノウハウ、短いランディングページ、お申込みページなどで使える雛形文章、サンプル文、例文をご紹介しました。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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