個人事業主にホームページ制作を依頼する場合、どこを見て判断すればよいのか?迷ったことはありませんか?
費用がいくらかかっても良いのであれば、楽に選べるかもしれませんが、現実はそうはいかないです。だいたい予算は限られていると思います。
今回は、個人の方にホームページ制作を依頼する場合、どのデザイナー(プログラマー)、フリーランスの方に依頼すればよいのか?について、選び方、考え方をご紹介いたします。
この記事の信頼性
私自身、ゼロからホームページの作り方を独学し、今は多くのフリーランスのウェブ制作会社、webデザイナーの方に依頼し、お付き合いさせていただいています。
もう10年以上、ウェブ制作にたずさわってきていまして、プログラミングからデザイン、マーケティングまでの知識をそれなりに網羅して持っています。
これまでの経験から、どうすれば満足のいくホームページを作り、運営していけるか?
また、できるだけコスパのかからない集客方法を提案することを得意としていますので、短期ではなく長期的に見て、もっともコスパのよい方法は何かについても参考になるアドバイスができます。
そのような点から、今回の記事を書いています。
個人にホームページ制作会社に頼むときの課題
先日、下のようなツイートをしました。
フリーランスにウェブ制作を頼むときって、どこを見て判断したら良いか迷う時ないですか?
人脈を持ってるからとか、お店にまめに通ってくれるからとか、制作以外の利益を見込んで依頼する以外の基準てないですかね?
ホームページ依頼は、料金高いと一応リスクなので。。^ ^
— HACHIMAKI@手ごろなウェブ制作 (@hachimaki1610r) 2018年12月14日
ホームページ作成って、毎日や毎月するものではなく、普通は多くて数年に一度くらいしか依頼しないと思います。
だから、どうしてもお店にまめに通ってくるとか、いろんな人を紹介してくれる人とかに、依頼することが多くなると思います。
一番良いのは、専門的なノウハウやデザイン性が良いのか悪いのか?が自分で分かることです。
これらのようなホームページ自体の良さが自分では判断つかない場合、作る人の人間性で判断したりしますよね。
お客様には、下のように答えます。
どんな人にウェブ制作を頼んだらいいのか?専門知識やデザイン性が良いのか悪いのか分からない場合は、その人の人間性を見ます。
— HACHIMAKI@手ごろなウェブ制作 (@hachimaki1610r) 2018年12月14日
専門技術やデザイン性で判断できなければ、人間性で判断するしかないかなと思ったので、上のようにツイートしました。
人間性で判断するのは、その人間性の良さが仕事に反映されることが多いと思うからですね。考え方に共感することも、実際の作業を進めていくなかで、安心してまかせられるようになるからです。
細かいところまで見てくれるなら、それが仕事にもあらわれます。
考え方に共感するならそれもいいですよね。考え方も仕事に出ますから。
周りの評判よりも、自分の目で見て判断した方が、間違いが少ないし、経験値も増えるかと^ ^
— HACHIMAKI@手ごろなウェブ制作 (@hachimaki1610r) 2018年12月14日
個人、フリーランスにホームページ制作を依頼するときの課題は、判断する基準です。
専門知識やデザイン性で分かればいいのですが、それで分からない場合、いろんな人を紹介してくれるからなのか、人脈が広がるからなのか、顧客になってくれるからなのか、人間性なのか、「ホームページ制作」以外のところで選んでしまいがちです。
このような判断基準で選んでしまい、失敗する人が多くいらっしゃいます。これまで何人からご相談を受けました。
中には、「失敗した」「損をしている」とは本人は思っていないこともあります。私たち専門家から見ると非常にもったいないことをして損失を出しているのになぁーと思うこともあります。
個人のホームページ作成者に依頼する
以前、このようなYou Tube動画をアップしました
フリーランスのウェブデザイナーなど、ホームページ作成者を、どのような方法で探すにせよ、「失敗する」確率をできるだけ減らしたいですよね。
どうすれば失敗する確率を減らせるか?
ホームページ制作が失敗する確率をゼロにすることは難しいですが、失敗する確率をできるだけ下げることはできます。
ここで言う失敗とは、自分の希望することが満たされなかったことです。
逆に成功とは、
「自分の悩みを解決してくれる」
「自分の希望する内容を満たしてくれる」
ことです。
で、ここが重要です。
ホームページに何を求めるのか?によって、失敗や成功が変わります。
何を求めるか?によって、その内容を得意とするホームページ作成者に依頼するのがポイントです。
ホームページ作成者は万能ではない
ホームページ作成者、フリーランスのwebデザイナー、web制作会社さんは万能ではありません。
個人にはそれぞれ得意分野と不得意分野があります。
(チームでやっているところは、何でもできる場合がありますが、費用が高くなります。)
ホームページに求める内容によって、依頼する人を決めること。
これが、いっちばん大事だと考えます。
ホームページ作成者は、自分の不得意分野をアピールしたりしません(仕事が減るかもしれないからですね)。
「できますよ」
初心者並みにしかできなくても、全然できなくても、「できる」と誰でも答える人はいます。
この得意分野と不得意分野を見極めることが素人では難しいため、失敗するケースがあとを立たないという点があると思います。
ホームページ作成者の得意とする分野を見極める
自分の希望とする内容を得意とする作成者に依頼する。
これだけで成功する確率がアップします。
まずは、ホームページに求めることを棚卸ししてみましょう。
ホームページに求めることを整理してみる
まずは、ホームページに求める内容を整理してみます。何をやりたいのか?
求める内容がはっきりすれば、それを得意とする人に依頼すればいいだけです^^;
ホームページに求めるポイントは、大きく分けると下のようなものが挙げられます。
・デザイン性
・具体的なプログラム
・集客力
・費用が安い
これらを求める場合、どこを見て判断したらよいか?をご紹介します。
デザイン性を求めるなら?
まずは、デザイン性です。デザイン性は、実績を見ましょう。ホームページに実績があまり掲載されていなければ、実績を見せてもらえるか?連絡してみます。
実績サイトが5個以上あれば、ベターです。
まれに他人が作ったサイトを自分の実績として、メールで送ってこられる人がいますので、気をつけましょう。。
自分が求めるデザインや雰囲気が決まっている場合は、その雰囲気になっているか、しっかり確認しましょう。
具体的なプログラムを求めるなら?
「ブログが書きたい」
「予約システムがほしい」
「ネットで購入できるようにした」
など具体的に「やりたい」ことがあるなら、それらを過去にやったことがある実績を見せてもらいましょう。
この場合、自分だけではなく、他のネットに詳しい人にも見てもらうことが大事です。
できれば、実際に触ってみてどんな風に動いているのか?ユーザーの視点から確認してみましょう。その時、不便さを感じれば、それは劣っている点となります。
集客を求めるなら?
集客力がアップするホームページ、これが一番難しいです。失敗する確率が一番高いと思います。。
どうするか?
一番良いのは自分が納得できる人に依頼することです。集客できているかどうか?は、ホームページの実績を見せてもらっても、素人では判別不可能だと思います。
であれば、それこそ人間性やその他で判断するしかないので、いろいろ話を聞いて自分が納得できれば、依頼して良いと思います。失敗の数だけ成功の確率がアップするのがウェブ集客なので^^:
安い費用を求めるなら?
安くホームページを作る。これは一番簡単です。
検索して安い制作者、もしくは知り合いで安くしてくれる人に依頼するだけでいいわけですね。
ただし、問題は、安いホームページは質が悪いことだと思います。
ある程度、質も良くて安い値段のホームページ、これは難易度が上がります。
すべてを求めるなら?
先ほどの「質も良くて安い値段のホームページ」のように、いろいろな希望を全て叶えてくれるホームページを作るには、一体どうしたらいいのか。
これが一番難しいですよね。
「全て」という内容によりますが、いわゆる、すべてを叶えることは難しいことが多いです。
ですが、大体において確率をアップさせるなら、下のように考えてみてはいかがでしょうか。
・できるだけ数多く当たる
・探していることを周りにアピールする
つまり、たくさんの作成者さんから色々な話を聞くことで、さまざまな情報を集めます。
大量の情報が手元に集まると、どの業者が最もコスパが良く、自分の色々な希望を叶えてくれるホームページを作ってくれるのか?がしだいに分かってくるのではないかと思います。
これは経験則ですが、まずは制作実績と具体的な料金です。料金は、1〜2年後までにかかる費用も入ります。これらをしっかりとおさえておくことで、失敗する確率は格段に減ると思います。
問題は、集客できるかですが、ここは人間性や周りの評判、他の専門家に聞くなどから考えてみるのが良いかと思います。