2019年5月、グーグルマイビジネスがますます注目されています。
これまではある一定の地域だけで取り上げられていましたが、グーグルマップのテレビCMの強化やグーグルマップ自体の機能強化なども相まって、いろんな地域でセミナーがおこなわれるようになりました。
それにともなって、どんどんグーグルマイビジネスの使い方や効果などのご相談やお問い合わせが多くなってきています。
ここで、疑問です。
グーグルマイビジネスは、お店以外では必要でしょうか?
今回は、この疑問を考えていきたいと思います。
以前にTwitterで下のツイートをしました。
すでにあなたのお店は、グーグルマイビジネスに登録済みかもしれません。その場合は、オーナー確認をして、しっかり管理しておきましょう。それだけで集客効果があります
— つちや@はちまきウェブ (@hachimaki1610r) 2019年5月17日
Twitterのとおりで、すでにグーグルマイビジネスに自分のお店が登録されていることがよくあります。
その場合は、ちゃんと自分たちで管理できるようにオーナー権限を登録しておきましょう。
これをやらないでおきますと、評判を落とす口コミが書かれたとします。グーグルマイビジネスが拡大すればするほど、それが悪影響を及ぼす可能性があります。
ぜひオーナー権限を持っておいて、書かれたコメントに対して対処しましょう
対処方法は、コメントに返信する、あまりにひどいのは削除申請を上げる、良い口コミを沢山もらうなどです。
では、本題です。
グーグルマイビジネスは、お店以外に必要でしょうか。
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結論から申しますと、お店以外は必須ではないと考えています(2019年5月時点)。
中小企業を顧客とする会社さまは、現状それほど効果が出ないのではないでしょうか。
手間がそれほどかからなければ、やるにこしたことはないかもしれませんが、現時点ではそれほど重要視されていないと思います。
マイビジネスは、将来的には分からない
グーグルマイビジネスの拡大は、これからです。2年後、3年後においてマイビジネスがどこまでグーグルの他サービスと連携されているか?は、よく分からないです笑
ユーザーにものすごく浸透する結果になっていれば、さらに強化してくるでしょうし、それでない場合は、どこかで路線変更があるかもしれません。
ただ、グーグルマップは、グーグルのたくさんあるサービスの中でも、最も得意とする他のグローバルIT企業がなかなか真似できないサービスの一つです。
(過去にアップルがグーグルマップを排除する感じで地図サービスを自社開発に切り替えたことがあります。その時、グーグル・マップよりもはるかに劣る地図になってしまったことで話題に。その後、かなり改善されましたが^^;)
今も、グーグルカー撮影による一次情報の蓄積と地図データ、他サービスとの連携の良さ、浸透度から考えても、世界一の地図サービスではないでしょうか。
最も得意とする分野ですから、そう簡単に路線変更しないとは思いますが、多少の変更はあるかもです。
将来的には分からないです^^;
基本的に会社は必要ないグーグルマイビジネス、必要な場合はどんな時があるでしょうか。
お店以外に必要な場合はあるか?
まずは、受付窓口のある会社、営業エリアを絞っている会社などでしょうか。
そして出張サービスです。
これらは、お店ではないにしても、ローカルビジネスに含まれるニーズがありますので、やっておいたほうがいいでしょう。
ネットショップや法人顧客向けの会社は、必要ないでしょう
なぜ業種やニーズによって、効果に違いが出るのでしょうか。
マイビジネスは基本、近いお店を優先するニーズに強い
グーグルマイビジネスは、グーグルマップに連動しているため、「近いから」というニーズに強いという点があります。
これは、グーグルマイビジネスの紹介ページにも書かれています。
Google マイビジネスとは
https://support.google.com/business/answer/6300665?hl=ja
以下、上のページが引用します↓
Google マイビジネスは、さまざまな Google サービス(Google 検索や Google マップなど)上にローカル ビジネス情報を表示し、管理することができる無料ツールです。実店舗に顧客を迎え入れてサービスを提供するビジネスや、エリア限定でサービスを提供するビジネスを営んでいる方は、このツールを活用すればユーザーにビジネスをアピールすることができます。
お客様の店舗から3ブロックほどの場所にいる見込み顧客が、あるサービスを提供しているお店が近くにないか探しており、そのサービスがお客様が提供しているものとちょうど一致していたとします。こうした見込み顧客は、看板を見たり友人から聞いたりしてお客様のビジネスのことを知っているかもしれませんが、Google でそのサービスについて検索する可能性もあります。そのときにビジネスの存在をアピールできるかどうかが重要です。
上のページで書かれているように、「あるサービスを提供しているお店が近くにないか探している」ときに強さを発揮するのがマイビジネスの基本的メリットと考えます。
また下のYou Tubeは、グーグルがアップしているグーグルマイビジネスの活用事例となります。ローカルビジネスや店舗集客に役立っていることがまとめられています。
マイビジネスは、マップ以外とも連携されます
ここまではグーグルマップに連携するということだけ、ご紹介してきましたが、グーグルマイビジネスは、グーグルの他のサービスにも連携しています。
特に、今は検索エンジンのなかのローカル検索のときに表示されたり、グーグルのアプリにも「付近のおすすめ店紹介」としてグーグルマイビジネスのお店情報が表示されます。
将来的には、さらにグーグルのさまざまなサービスや検索エンジンとの連携が強化される可能性もあります。 あくまで可能性ですが^^;
たとえば、グーグル小会社のYou Tubeやグーグルしごと検索などですね。
さらに、検索エンジン自体が過去の仕様から少しずつ変わってきています。
検索エンジンは変わってきています
たとえば、SEOは自然検索で1位を取ることだけではなく、マイビジネスやスニペット、サープスなども総合的に考えることがサーチエンジン最適化だと言う考えもあります。
もしくは、「検索結果の1位が地図」になっていますので、地図にお店を表示させないと上位表示できないという考え方もあります。
いずれにしましても、検索エンジンの仕組み、使い方、見え方が変わってきています。
それに対応して、古いSEOや従来の検索結果に対する考え方だけでは、いくらやってもホームページのアクセス数が増えないと言ったことにもなりかねません。
そもそも従来のホームページを使った集客方法の見直しが必要な場合もあります。
どちらにせよ、集客経路をSEOだけに頼らないWEBマーケティングを検討すべき時が来ているかと考えます。
まとめ
今回は、グーグルマイビジネス登録は、お店以外に必要か?について考えてみました。
基本的には、店舗以外は必須ではありません。
ローカルビジネスはグーグルマイビジネス必須ですが、それ以外はやっておくにこしたことないですが、必須ではないという感じです。
検索ワードによって「検索結果の1位が地図」という時代となっています。
地図にお店をしっかりと表示させないとトラフィックが増えないということになりかねません。
従来の古いSEOの考え方だけでなく、スニペットやマイビジネス、サープス、You Tubeなど複数の集客経路を持つように考えていくことが大事となっています。
今回の記事が、一部でも参考になれば幸いです。