クラブハウス(Clubhouse)が録音禁止でオフレコという規約を解説、どの程度禁止なのか？

2021年3月8日

ツイッターに似た仕組みの音声のみのSNS。

クラブハウス(Clubhouse)は、
コロナ禍において人気が集まったSNSサービスの一つです。

音声のみに特化した会員制SNSは、
これまでなかったことから規約も変わった記述があります。

クラブハウス(Clubhouse)は、
録音禁止というルールがあるのです。

今回は、クラブハウスの録音禁止がどれくらいのレベルなのか？ほんとに禁止なのか？についてご紹介します。

クラブハウス(Clubhouse)は録音禁止なの？

音声SNSと呼ばれるクラブハウス。
本当にクラブハウスは録音禁止なのでしょうか。

結論から言えば、録音禁止です。

それは間違いありません。

ただし、条件があります。

スピーカーの同意があれば、録音は可能録音だけではなく、
メモを残すことも禁止。

などが規約を読むかぎり言えます。
詳しく見ていきましょう。

クラブハウス(Clubhouse)の規約を見てみると・・・

日本語で規約がないため、英語で見てみます。

下記が英語の規約ページです↓
https://www.notion.so/Terms-of-Service-cfbd1824d4704e1fa4a83f0312b8cf88

こちらのConditions of Use(利用条件)に記載されています。

2 record any portion of a conversation without the express written consent of all of the speakers involved
https://www.notion.so/Terms-of-Service-cfbd1824d4704e1fa4a83f0312b8cf88

(スピーカー全員の明示的な書面による同意なしに会話を少しでも記録すること)

規約では、会話の一部でも録音、記録すること、テキストとしてメモを残すことも規約では禁じられています。

しかし、やろうと思えば簡単に記録や録音はできちゃうので、どこまで実効性があるかは疑問です。

あとは、スピーカー全員の同意があれば、会話を録音することができます。

つまり、一人でしゃべるようなルーム、もしくは、数人で喋るようなルームなら、スピーカーとして参加している数人の同意を得れば、録音は可能でしょう。※クラブハウスは、2020年2月現在、日本語化されてません。ですので、規約も英語です。

クラブハウス(Clubhouse)の内容を公開してもよいのか？

スピーカーが承認している内容を録音したりメモを取っても良いことが先程の記述で分かりました。

では、それらを外で話してもいいのか？SNSなどで公開してもいいのか？
スピーカーがオフレコとして扱うように言った情報は、他で公開してはいけません。

規約では下のように書かれています。

3 share information (on Clubhouse or elsewhere) that the speaker explicitly stated was to be treated as “off the record
https://www.notion.so/Terms-of-Service-cfbd1824d4704e1fa4a83f0312b8cf88

(スピーカーが「オフレコ」として扱うよう明示的に言われた情報を[クラブハウスまたは他の場所で]共有する)

つまり、クラブハウスでは、オフレコの情報は、録音もメモもしてはいけないですし、他で言ってはいけないということですね。

ただし、スピーカーが書面で承認している内容なら、録音やメモが可能です。そして他で共有してもいいようです。